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【用語】4023 微小不連続

微細な割れ又は微小なあな(孔)。

microdiscontinuity

引用元:JIS 金属表面処理 2023

微小不連続とは、材料内に存在する極めて小さな欠陥のこと。
サイズは、肉眼では見えないほど小さく、ナノメートル (nm) レベルから
数マイクロメートル (μm) 程度のものが多い。
微小不連続は、材料の機械的特性や物理的特性に影響を与える可能性がある。

【微小不連続の種類】

・空隙: 材料内に存在する空洞。
・転位: 原子晶体の原子配列の乱れ。
・析出物: 異なる種類の原子や分子が集合して形成される結晶。
・線維状欠陥: 材料の結晶構造に沿って伸びる線維状の欠陥。
・界面: 異なる材料が接する部分。

【微小不連続の対策】

微小不連続の影響を抑制するためには、以下の対策が有効である。

・材料選定: 微小不連続が少ない材料を選択する。
・熱処理: 熱処理によって、微小不連続を減少させる。
・機械加工: 機械加工によって、微小不連続を分散させる。
・表面処理: 表面処理によって、微小不連続を覆う。

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