メッキ処理にて硬さ(硬度)を確保することが可能となります。材質によって処理する処理が異なります。メッキの特性や素材との相性をご確認ください。
メッキ皮膜の硬度は冶金学的なそれよりも高い傾向にあります。これは、電析時に発生する内部応力に起因するもので、金属、メッキ溶液の種類、組成と添加剤および電解条件が影響を与えるためです。
硬度が高いメッキとして硬質クロム、無電解ニッケル、硬質アルマイト、B-in®処理、P-in®処理などがあります。硬度を上げるメリットとして「耐摩耗性の向上」がございます。
無電解ニッケル | 504.0 | 539.3 | 598.2 | 736.8 | 1038.0 |
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テフロン無電解ニッケル | 289.6 | 304.5 | 330.8 | 481.3 | 421.6 |
P-in®処理 | 714.0 | 723.0 | 720.4 | 756.3 | 661.0 |
B-in®処理 | 755.0 | 775.3 | 894.4 | 1052.5 | 625.2 |
硬質アルマイト | 450.0 | 440.5 | 443.0 | 423.0 | 400.0 |
硬質クロム | 1087.7 | 1025.1 | 930.0 | 905.0 | 778.9 |
熱処理温度(℃) 維持時間1時間
〒918-8063 福井県福井市大瀬町5-30-1
営業時間:午前8:30~12:00/午後13:00~17:00