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【用語】6010 センシタイザーーアクチベータ法

Sn2+を含む液に浸せき後、Pd2+を含む液に浸せきして化学めっきの反応を
促進させる方法。

sensitizer-activator process

引用元:JIS 金属表面処理 2023

1.センシタイザー処理:
基材を塩化スズなどのセンシタイザー溶液に浸し、表面にスズ粒子を吸着
させる。
これにより、基材表面が次のステップでの触媒の吸着に対して敏感になる。

2.アクチベータ処理:
次に、基材を塩化パラジウムなどのアクチベータ溶液に浸し、スズ粒子上に
パラジウム粒子を吸着させる。
パラジウムは、無電解めっき反応を開始する触媒として機能する。

この二段階処理により、基材表面が均一に活性化され、無電解めっき層が
高品質で均一に形成されることを可能にする。
特に、プラスチックやガラスなどの非金属材料に対して効果的である。

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