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【用語】3011 バレル研磨法

被研磨物を研磨剤などとともに回転又は振動容器中に
入れて研磨する方法。

barreling

引用元:JIS 金属表面処理 2023

バレル研磨法は、ワーク(加工対象)と研磨材、コンパウンド
(研磨補助剤)をバレル(樽)に入れ、バレルを回転させることで
ワークの表面を研磨する方法。
洗濯機のような機械の中で加工が行われるため、複数の製品を同時
に加工できるほか、複雑な形状も加工が可能という利点がある。

バレル研磨法の特徴

・大量生産に適している: バレル内に複数のワークを同時に投入できるため、
大量生産に適している。
・複雑な形状にも対応可能: ワークを回転させることで、複雑な形状のワーク
も研磨することができる。

バレル研磨法の注意点

・ワークと研磨材の選定: ワークの種類や形状に合った研磨材を選択する
必要がある。
・コンパウンドの選択: ワークの種類や目的に合ったコンパウンドを選択
する必要がある。
・バレルの回転速度: バレルの回転速度を適切に調整する必要がある。
・研磨時間の調整: 研磨時間を適切に調整する必要がある。
・冷却: 研磨により発生する熱を適切に冷却する必要がある。

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