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【用語】5003 応力除去

適切な温度に加熱保持して、めっき皮膜及び素地金属の残留応力を
減少させる操作。

stress relief

引用元:JIS 金属表面処理 2023

応力除去とは、金属材料に加工や熱処理によって生じた残留応力を除去または
軽減する熱処理プロセス。
残留応力は、材料の寸法安定性や耐疲労性を悪化させるため、除去することが重要。

応力除去の原理

応力除去は、材料を再結晶温度以下で長時間加熱することで行われる。
再結晶温度とは、金属材料が塑性変形を受けた後に、結晶粒が再結晶化し始める温度。
加熱によって結晶粒が再結晶化すると、残留応力が解放されて材料内部の応力が均一化
される。

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