三和メッキ工業株式会社

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【用語】2014 補助極

均一電着性若しくは被覆力を改善するために用いる
補助の陰極又は陽極。

auxiliary electrode

引用元:JIS 金属表面処理 2023

補助極とは、接地抵抗測定において、接地極の接地抵抗を
測定するために使用する補助的な電極のことを指す。
接地抵抗測定には、測定対象となる接地極 (E極) と、
補助極 (P極とC極) の計3つの電極が必要となる。

補助極には、P極とC極の2種類があり、それぞれ異なる
役割を果たす。
・P極 (電位電極): 接地抵抗測定器に接続され、電圧を
測定する電極。E極から一定距離 (一般的には5~10m)
離れた場所に設置される。
・ C極 (電流電極): 接地抵抗測定器に接続され、電流を
流す電極。E極からP極とは別の一定距離 (一般的には5~10m)
離れた場所に設置される。

P極とC極は、E極に対して対角線上に配置されるのが一般的。

注意点
・設置場所: P極とC極は、E極から十分な距離に離して
設置する必要がある。距離が近すぎると、測定結果に
誤差が生じる可能性がある。
・導電性: 設置場所は、導電性の高い土壌であることが
望ましい。導電性が低いと、測定結果に誤差が生じる
可能性がある。
・接続: P極とC極は、しっかりと接地抵抗測定器に接続する
必要がある。接続が緩いと、測定結果に誤差が生じる可能性がある。

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