三和メッキ工業株式会社

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【用語】411 クロム酸皮膜

クロム酸皮膜とは、クロム酸水溶液で陽極酸化処理して生成した
皮膜。
ベングーフ・スチュアート法が工業的に最初に行われました。
主に航空機に用いられる。

chromic acid anodic oxide coating

引用元:JIS 金属表面処理 2023

特長は、以下の通り。

・高い耐食性: クロム酸皮膜は、アルミニウム本来の耐食性を
さらに向上させることができる。
特に、塩水や酸性環境に対する耐食性に優れている。
・硬くて緻密な皮膜: クロム酸皮膜は、硬くて緻密な皮膜を形成
することができ、耐摩耗性や耐発塵性にも優れている。
・電気絶縁性: クロム酸皮膜は、電気絶縁性を持ち、電気機器部品
などに用いることができる。
・導電性: 電気伝導性の高い皮膜を形成することも可能。
・着色性: 皮膜に色を付けることができ、装飾性を高めることができる。
・滑らかで光沢のある表面: 滑らかで光沢のある表面を形成することが
できる。

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