陽極酸化皮膜の多孔性を利用した、染料の吸着による
皮膜の着色。
dyeing,colouring
引用元:JIS 金属表面処理 2023
染色とは、陽極酸化処理されたアルミニウム製品に色を付ける技術。
陽極酸化皮膜は、アルミニウム表面に生成される酸化皮膜で、耐食性
や耐摩耗性に優れていますが、本来は無色透明である。
染色することで、様々な色に着色することができ、装飾性や識別性を
向上させることができる。
染色の方法には、大きく分けて2種類ある。
・有機染料による染色:有機染料を水溶液に溶かし、陽極酸化皮膜を
浸漬することで染める。
様々な色が出せるのが特徴だが、耐光性に劣る場合がある。
・無機染料による染色:無機染料を電解液に溶かし、陽極酸化皮膜に
電流を流すことで染める。有機染料に比べて耐光性に優れているが
出せる色が限られる。
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