三和メッキ工業株式会社

めっき専門用語 > JIS規格 > 320 バレル研磨

戻 る

【用語】320 バレル研磨

品物を研磨材とともに回転又は振動容器中に入れて研磨
する方法で、乾式と湿式とがある。

barrel polishing,barreling

引用元:JIS 金属表面処理 2023

バレル研磨の特徴は以下の通り。

・複雑な形状のワークにも対応できる: バレルの中でワークが
 回転するため、手作業では研磨しにくい複雑な形状のワーク
 にも研磨することができる。
・大量生産に適している: バレルに複数のワークを入れることが 
 できるため、大量生産に適している。
・比較的安価: 研磨機や工具が比較的安価で、導入コストを抑える
 ことができる。

バレル研磨の主な用途は以下の通り。

・金属部品の仕上げ研磨: 自動車部品、家電製品、OA機器などの
 金属部品の仕上げ研磨に用いられる。
・プラスチック部品の光沢仕上げ: プラスチックケース、光学
 レンズ、化粧品容器などのプラスチック部品の光沢仕上げに用い
 られる。
・金型の研磨: プラスチック成形用金型やダイカスト金型の研磨に
 用いられる。

アルマイト加工(処理)のページはこちらから
硬質アルマイト処理のページはこちらから
お問合せのページはこちらから
0776-23-1639

営業時間:午前8:30~12:00/午後13:00~17:00

MAIL
info@sanwa-p.co.jp