化学皮膜処理において種々の薬品を添加して化学的に
着色する方法。
chemical colouring process
引用元:JIS 金属表面処理 2023
化学着色法には、主に以下の2種類がある。
1. 直接染料法
・陽極酸化処理後に、染料溶液に直接浸漬することで着色する。
・比較的簡単な方法ですが、色落ちしやすいという欠点がある。
2. 封孔染料法
・陽極酸化処理後に、封孔処理を行い、その後染料溶液に浸漬する
ことで着色する。
・直接染料法よりも色落ちしにくく、鮮明な発色が得られる。
化学着色法で使用する染料は、以下の種類がある。
・有機染料: 比較的安価で、様々な色合いが得られる。
・無機染料: 耐光性や耐熱性に優れていますが、有機染料よりも高価。
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