腐食性物質を含む環境にさらされたときに耐える性質。
アルカリ耐食性、酸耐食性、塩水耐食性などがある。
corrosion resistance
引用元:JIS 金属表面処理 2023
耐食性を評価するには、様々な試験方法がある。
代表的な試験方法は以下の通り。
・中性塩水噴霧試験:試験片を中性塩水溶液を噴霧する試験。
・酢酸酸性塩水噴霧試験:中性塩水噴霧試験よりも厳しい条件で
試験を行う試験。
・キャス試験:銅イオン複合塩化ナトリウム溶液を噴霧する試験。
・交互浸せき腐食試験:試験片を交互に異なる溶液に浸漬する試験。
・硫銅塩試験:陽極酸化皮膜の欠陥を検出するための試験。
・アルカリ滴下試験:陽極酸化皮膜の耐アルカリ性を評価する
ための試験。
・アルカリ接触試験:陽極酸化塗装複合皮膜の耐アルカリ性を
評価するための試験。
耐食性に影響を与える要素は、金属の種類、めっきの種類、表面処理、
使用環境などがある。
・金属の種類:鉄、アルミニウム、銅など、金属の種類によって
耐食性は異なる。
・めっきの種類:クロムめっき、ニッケルめっき、亜鉛めっきなど、
めっきの種類によって耐食性は異なる。
・表面処理:塗装、酸化処理、電解研磨など、表面処理によって耐食性を
向上させることができる。
・使用環境:温度、湿度、pH、塩分濃度など、使用環境によって耐食性は
大きく左右される。
黒染メッキ(処理)のページはこちらから
リューブライト処理のページはこちらから
亜鉛メッキのページはこちらから
無電解ニッケルメッキのページはこちらから
ニッケルメッキのページはこちらから
アルマイト加工(処理)のページはこちらから
硬質アルマイト処理のページはこちらから
お問合せのページはこちらから