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【用語】1066 均一電着性、マクロスローイングパワー

厚さが均一にめっきされるめっき浴の能力。

throwing power,macrothrowing power

引用元:JIS 金属表面処理 2023

均一電着性とは、めっき液に浸したワークの表面全体に、場所によって
厚さに差がないようにめっき皮膜を形成する能力のこと。
具体的には、凹凸や突起があっても、平らな部分と同じ厚さのめっき皮膜を
形成できることが理想である。

均一電着性は、以下の要因によって影響を受ける。
・めっき種: めっきの種類によって、均一電着性は異なる。
一般的に、酸性めっきよりもアルカリ性めっきの方が均一電着性が高いと
言われている。
・めっき液: めっき液の組成や温度によって、均一電着性は変化する。
・電流密度: 電流密度が高いほど、均一電着性が悪くなる。
・基材: 基材の種類や表面状態によって、均一電着性は変化する。
・治具: めっきを行う際に使用する治具の形状や材質によって、均一電着性は
変化する。

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