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【用語】724 皮膜焼け

陽極酸化処理時に電流分布の不均一、電流密度の過大
などによって生じた、焼けたのような外観。

burning of anodic oxide coating

引用元:JIS 金属表面処理 2023

皮膜焼けとは、陽極酸化処理中に電流密度が局所的に高くなり、
皮膜が焦げてしまう現象。別名で焼き付きとも呼ばれる。

皮膜焼けは、主に以下の原因によって発生する。

・電流密度の不均一: 電解槽内の電流密度が不均一になると、
電流密度が高い部分で発生しやすくなる。
・ラックの接触: ラックとアルミニウム部品が接触していると、
その部分で電流密度が高くなり、発生しやすくなる。
・アルミニウム部品の形状: 尖った部分や突起のある部分などは、
電流密度が高くなり、発生しやすくなる。
・処理温度: 処理温度が高すぎると、発生しやすくなる。

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