三和メッキ工業株式会社

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【用語】416 かごアルマイト

リベットのような小物部品を穴のあいたかごの中に
入れて行う陽極酸化処理。
アルミニウム部品はかごに押し付けられて陽極となる。
電解液は部品の間を循環する。

basket anodizing,barrel anodizing

引用元:JIS 金属表面処理 2023

かごアルマイトには、以下の特徴がある。
・複雑形状の部品に処理が可能: 穴や溝が多い部品など、従来の
バレルアルマイト処理では処理が難しかった複雑形状の部品にも
処理することができる。
・ひっかけやすい部品に処理が可能: リベットなどのひっかけ
やすい部品にも、皮膜を傷つけることなく処理することができる。
・均一な皮膜を形成: 部品が互いに干渉しにくいため、均一な皮膜を
形成することができる。
・高品質な皮膜を形成: 電解液が部品の間を循環するため、高品質な
皮膜を形成することができる。
・環境負荷が少ない: バレルアルマイト処理に比べて、電解液の使用量や
廃棄量が少ないため、環境負荷が少ない処理方法。

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