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【用語】210 食用色素

食品衛生法で指定された合成着色料。
食品に接するアルミニウム製器物の染色に使用する。

food colour,food dye

引用元:JIS 金属表面処理 2023

食用色素は、大きく分けて天然色素と合成着色料の2種類がある。

1.天然色素は、植物や動物から抽出された色素。 安全性が高く、
古くから食品着色に使用されてきた。 代表的な天然色素としては、
以下のようなものがある。

・クルクミン:ウコンから抽出される黄色色素
・クロロフィル:緑色野菜に含まれる緑色色素
・アントシアニン:赤色や紫色を呈する色素で、ブルーベリーや
 ブドウなどに多く含まれる
・赤色4号:コチニールから抽出される赤色色素

2.合成着色料は、石油などを原料として人工的に合成された色素。
天然色素に比べて安価で鮮やかな色が得られるため、近年広く使用
されている。 代表的な合成着色料としては、以下のようなものがある。

・赤色10号:タール系合成着色料で、赤色
・青色1号:タール系合成着色料で、青色
・黄色5号:タール系合成着色料で、黄色
・タルトラジン:アゾ系合成着色料で、黄色

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