周囲に研磨紙をはり付けた摩耗輪と試験片の間に一定
荷重の下で往復運動をさせ皮膜の耐摩耗性を測定する
方法。平面摩耗試験ともいう。
abrasive wheel wear test
引用元:JIS 金属表面処理 2023
この試験では、試験片と研磨紙を平面状に接触させ、一定荷重の
もとで往復運動させることで、試験片の表面を摩耗させ、摩耗量
を測定する。
往復運動平面摩耗試験は、JIS H 8682-1「アルミニウム及びアルミニウム
合金の陽極酸化皮膜の耐摩耗性試験方法 - 第1部:往復運動平面摩耗試験」
に規定されており、主にアルミニウム合金の陽極酸化皮膜の耐摩耗性を
評価するために用いられる。
この試験は、以下の目的で使用される。
・陽極酸化皮膜の耐摩耗性を評価する
・陽極酸化皮膜の厚みを推定する
・陽極酸化皮膜の品質を管理する
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