ピンホールとは、めっき皮膜、塗膜などに針で突いたような孔や、
皮革の毛孔のような形状にできた孔をいう。
表面の凹みだえでなく素地まで達しているものでもある。
ピンホールができてしまう要因は様々である。
例えば、製品にめっきする際の前処理(脱脂処理や酸処理)不良が
原因で製品表面に水素が発生してしまうことがある。
この水素が水素ガスとなり、めっき表面に溜まる。
水素ガスが溜まった部分にはめっきが付かず、その部分だけ素地が
剥き出しになっている状態となる。
また、元々の素地の状態や素地に残っている物質などもピンホールの
原因となりえる。
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