硬質アルマイト処理後に封孔処理をするとクラックが発生するのは?
クラックが発生するのは、硬質アルマイト処理後に行う
封孔処理の熱温度による熱膨張の関係です
自然封孔というものがあり経時変化にてクラックが発生します。
クラックは素材まで達する場合もあり、一般的な硫酸浴を使用した
処理液の場合の方が発生しやすくシュウ酸を使用した処理液の場合
には発生しにくくなります。
クラックが生じることで耐食性が、硫酸浴よりもシュウ酸浴の
方が高くなります。
クラックを少なくする方法として、低い温度で乾燥したり、封孔処理
温度を下げる場合もあるようですが、一般的ではありません。
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