三和メッキ工業株式会社

めっきQ&A > メッキ仕様に関する質問 > 不動態化処理(パシペート処理)は、何%の溶液を使用するのか?

戻 る

不動態化処理(パシペート処理)は、何%の溶液を使用するのか?

一般的には、20〜25%程度(原液の場合もあり)の硝酸溶液で
処理します。
ただし、規格に沿って濃度を変化させる場合もあります。

10%の場合ですと、完全な皮膜にならないかもしれません。

フェライト系ですと、10%の濃度でも、素材が痛むと思います。
フェライト系には、専用の溶剤を使用したほうが無難です。

オーステナイト系ですと10%の濃度では、皮膜が生成できないと
思います。

MIL規格などで、様々な条件がありますので、要求事項によって
変更いたします。

不動態化処理(パシペート処理)ページはこちらから
お問合せのページはこちらから


0776-23-1639

営業時間:午前8:30~12:00/午後13:00~17:00

MAIL
info@sanwa-p.co.jp