箱状の製品内部に、黒クロメートは難しいのか?
形状的に電気亜鉛メッキ後の黒クロメートでは、箱の内部
まで黒くならない可能性が非常に高い形状でございます。
これは、亜鉛メッキ自体が電気を使用するめっきの為で
メッキの最中に水素ガスが発生いたします。
このガスが溜まった内部には、メッキがつきません。
よって、黒クロメートがのらないということになります。
また、電気回りというのですが、専用の治具を製作しない
と内部まで電気回りません。
価格は上昇しますが専用の治具を作成すれば
全体的に黒クロメート処理することは可能です。
耐食性ではなく、意匠性ということであれば他の黒色
の処理も視野に入れてもいいと思います。
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