無電解ニッケルメッキのリン含有量による変化は?
高リンタイプは、リンの含有率10~13%で耐薬品性が
必要な場合に利用されます。
また、耐食性が中リンタイプよりも高くなります。
メッキ析出スピードが遅く、緻密な無電解ニッケル
メッキ皮膜が得られます。
中リンタイプは、リンの含有率8~9%で一般的な
無電解ニッケルメッキの特性を引き出せます。
無電解ニッケルメッキの中では一番ポピュラーな処理です。
低リンタイプは、リン含有率が1〜4%で硬度が高く
耐摩耗性に優れますが耐食性に劣ります。
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