カニゼン法とは?
1944年にアメリカのGeneral American Transportation Corp.
で開発された無電解ニッケルめっき法の商標名です。
次亜りん酸塩還元剤によってニッケルを析出させますが
析出物は、Ni90〜92%、P8から0%のニッケルーりん合金です。
析出状態では、ほぼ非結晶で非磁性であるが、熱処理
(400℃)すると結晶(質)となり、硬化し(Hv800〜1000)
磁性を生じるようになります。
めっき厚さの均一性がよく(±10%以内)電気ニッケル皮膜
よりも耐摩耗性がいいです。
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