ニッケルメッキのデメリットは?
・電気を使用するメッキのためで皮膜均一性がありません。
電流効率が同じ場合、電流密度が高いところは皮膜が厚く
なり、電流密度が低いところには薄くなります。
そのため、同一製品でもメッキ厚に違いができてしまいます。
特に鋭い角部には、メッキが厚くつきバリが出やすくなります。
そのため、角部にRをつけられるものは出来るだけ大きくとり、
隅部(特に形状部ツバのついた軸の根元等)には、できれば逃げ
をつくることが望ましいです。
複雑な形状の場合には治具の製作が必要となります。
・皮膜自体にピンホールが多く素材自体から錆が発生してしまいます。
ニッケルメッキの場合、光沢剤を使うことにより水素が生じやすいので、
ピンホール発生の原因となることがあります。
ピンホールが発生することで、素材から錆が発生することもあります。
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