SUS304材の不動態化処理(パシペート処理)はRoHS指令に抵触するのか?
硝酸を使用している場合には、抵触しません。
不動態化処理(パシペート処理)で六価クロムを含む化学薬品が
使用される場合、これはRoHS指令に抵触します。
六価クロムは腐食防止に効果的ですが、有害性が高いため、
RoHS規制対象の一つです。
そのため、最近ではより環境に優しい三価クロム(Cr(III))や
クエン酸を使った処理が一般的になってきています。
これらの代替薬品はRoHS指令に準拠しています。
もし不動態化処理がRoHSに準拠しているかどうかを確認する必要
がある場合は、処理に使われている化学物質の詳細を確認すること
が重要です
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