ブラッド試験とは?
金合金中の金含有量の簡単な判別法で、未知試料と
標準試料(18Kと20Kの針状のもの)のそれぞれに
条痕を付け、この上に数滴の硝酸をたらし、試料に親指
を触れると、親指から分泌している塩化物と硝酸が混合
して王水となり、試料の条痕を侵して、黒く変色し、
生成した塩化金酸は、金が還元されて、コロイド状の金
となり、赤紫色のしみが残る。
未知試料と標準試料のしみを比較して、金合金中の金
含有量を推定する。
赤紫色のしみが人間の血液に似ているので、ブラッド
試験(血液試験)という。
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