酢酸塩水噴霧試験とは?
塩水噴霧試験装置を使用して、酢酸酸性の塩化ナトリ
ウム溶液を噴霧した雰囲気において、めっきの耐食性に
調べる方法で、JIS H 8502「めっきの耐食性試験方法」
に規定されている。
塩水噴霧試験方法には、中性塩水噴霧と酢酸塩水噴霧
とキャス試験の3つの方法があり、中性塩水噴霧では、
腐食力が弱い場合に本法が使用され、比較的工業的
雰囲気での屋外暴露試験結果と似た結果が得られる。
噴霧液は塩化ナトリウム40g/Lの液を作り、酢酸を加え
てpH3.0に調整して使用する。中性塩水噴霧に比べて
腐食生成物の溶解が容易となり、腐食が促進される。
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