硫酸銅メッキの光沢不足は？ | めっき技術レポート

下記にて文献からの抜粋した内容を記載します。

硫酸銅メッキ浴中には、レベラーとブライトナーが
含まれている。
レベラーは微量の塩化物イオンと界面活性剤であり
プライトナーはビスチオプロバンスルホン酸とヤーナス
グリーンという染料が用いられている。

これらのバランスが重要である。特に浴中の微量な
塩化物イオンが不足すると鈍い光沢となる。

硫酸銅メッキでは、微量の塩化物イオンが不足すると
鈍い光沢となる。硫酸銅メッキでは、微量の塩化物
イオンがレベリング作用に大きな影響を与える。

塩化物イオンの必要最少量は35ppm程度であり、80
ppm以上になると陽極で一価のCuClが生成するので
注意が必要である。

参考文献　めっきのトラブルシューティング　
　　　　　日刊工業新聞社

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