電解ニッケルメッキ、無電解ニッケルメッキの膜厚バラツキはどの程度か?
1.電気ニッケルメッキ(10μm〜:メッキ厚)
形状にもよりますが、大きな鉄板等ですと、中心部を
最低10μm厚のメッキを処理した場合、角面には、
20μm厚以上のメッキがついてしまいます。
均一にメッキを処理する場合には、専用の治具を作成する
必要があります。
2.無電解ニッケルメッキ
メッキの液が浸漬する部分であれば均一にメッキをする
ことが可能です。
メッキ厚にバラツキがでないのは20μm厚程度までとなります。
それ以上になりますと、バラツキが少しずつ発生します。
また、穴等で表面張力が発生し、メッキ液が浸漬できない
部分ですとメッキ厚は、均一に析出しなくなります。
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