ピックリングとは？ | めっき技術レポート

化学的な酸洗い法には種々の分類法がありますが。
①ピックリングと②酸浸漬（またはエッチング）および
③酸洗浄に分けると、ピックリングは比較的厚い錆、すなわち
熱処理などで生じるスケールつまり0.3μｍより厚い酸化膜を
とる方法をいいます。

硫酸、塩酸またはりん酸溶液中に鋼材などを浸漬してスケールを
溶解除去しますが、鉄鋼ではショットブラストでの処理の方が
多くなりつつあります。

約0.3μｍ以下で、めっきの密着を阻害するような目に見えない
薄い酸化皮膜を取り除くことを酸浸漬といいます。

酸洗浄は、酸と界面活性剤を併用する酸性エマルジョン洗浄や
酸性電解洗浄などをいいます。

お問合せのページはこちらから