三和メッキ工業株式会社

めっきQ&A > メッキの名称 > 三層ニッケルめっきとは?

戻 る

三層ニッケルめっきとは?

装飾ニッケルークロムめっきは、単層、二層、三層が
あり、耐食性を向上させるために多層めっきが行われる。

二層ニッケルめっきは、まず半光沢あるいは無光沢ニッケルを
めっきして、その上層に光沢ニッケルめっきを付けるが、
三層ニッケルめっきは、二層ニッケルの中間に硫黄含有率の
高い数μm程度の薄い中間層のめっきをします。

この第三層の中間層のめっきをトリニッケルといいます。
耐食性は向上しますが、めっき工程が繁雑になります。

トリニッケル層は半光沢めっき層および光沢めっき層に
対して、自然電位が卑で、アノードとして働くので、素地方向への
腐食が抑えられ、孔食が起こりにくくなるため優れた耐食性が得られます。

お問合せのページはこちらから


0776-23-1639

営業時間:午前8:30~12:00/午後13:00~17:00

MAIL
info@sanwa-p.co.jp