三和メッキ工業株式会社

めっきQ&A > 硬質クロムメッキ > 再硬質クロムメッキの表面に発生した多数の膨れの原因は?

戻 る

再硬質クロムメッキの表面に発生した多数の膨れの原因は?

どのような膨れなのかを確認しないとお答えするのは難しいですが、
それでも原因を推測出来ることをお伝えします。

今日の装飾用めっき業界において、ニッケルやクロムのメッキが
欠陥や処理の不充分な表面部分の上を渡ってメッキされ、
最初は気付かないものの次第に皮膜にブリスター若しくはふくれが
生じることはそれ程珍しいことではありません。

もし、その製品がダイキャスト製品、即ちより一般的に鋳物と
いわれるものであれば、材料に欠陥があることは一般的であり、
それを無くすことは非常に困難です。

また、その部品が鉄鋼や他の鉄合金でできている場合でも、素材上の
ピットや割れその他の欠陥が原因となる可能性が考えられます。

しかしこの場合は多数のふくれが生成された原因は硬質クロムメッキ前
の洗浄若しくはエッチング不足の方が可能性が高いと思います。

硬質クロムメッキのページはこちらから
お問合せのページはこちらから

0776-23-1639

営業時間:午前8:30~12:00/午後13:00~17:00

MAIL
info@sanwa-p.co.jp