亜鉛メッキとクロムメッキとの違いは？ | めっき技術レポート

【亜鉛メッキ】
1．電気を使用したメッキである
2．皮膜厚さが5μｍ厚からと薄いメッキなので精密部品にも
　使用出来る
3．光沢、有色、黒色クロートがあり外観性の部品にも使用出来る
4．他の電気メッキの中では価格が安い
5．酸性とアルカリ性の雰囲気で溶解する
6．材質は、鉄系に限定されるが真鍮材や銅でも前処理を工夫すれば
　処理が出来る

【クロムメッキ】
1．電気を使用したメッキである
2．下地に銅やニッケルメッキを処理し、その後クロムメッキをするので
電気メッキの中では耐食性が最も高い
3．バフ研磨を使用することで鏡面のめっき皮膜をつくれる
4．アルカリ性の雰囲気では溶解しない
5．色々な素材にメッキが可能

どちらも電気を使用するメッキで耐食性、外観性などで
使い分けをします。

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