クロム酸処理、クロメート処理、リン酸処理の違いは?
【クロム酸処理】
一般的には、亜鉛メッキ加工後のクロメート処理と同じです。
耐食性の向上、変色防止、塗装の密着性が向上します。
主成分は6価クロムであることが殆どです。
処理めっき:亜鉛、無電解ニッケル、アルミ素地など
違った意味では、クロム酸を使用してアルマイト処理
をするケースもあります。
【クロメート処理】
クロム酸処理と同じ効果があります。
一般的には、亜鉛メッキ加工後に、光沢クロメート、有色クロメート、
黒色クロメートを行います。
主成分は6価クロムです。
【リン酸処理】
リン酸の処理液を用いてマンガンや亜鉛の粒子を析出させる化成処理です。
耐食性の向上、塗装の密着性の向上、保油性、耐摩耗性の向上を
目的としてます。
名称として:リン酸塩皮膜、リン酸マンガン皮膜、
リューブライト処理、パーカーライジング
などと呼びます。
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