ステンレスの錆び防止に不働態化処理(パシペート処理)は有効か?
はい、ステンレス鋼の錆び防止に不動態化処理(パシペート処理)
は非常に有効です。
不動態化処理(パシペート処理)は、ステンレス鋼表面に非常に
薄い酸化層を形成し、これが酸化反応を抑えることで錆びに対する
優れた保護効果を発揮します。
特に、SUS304などのステンレス鋼はもともと耐食性が高いですが、
不動態化処理(パシペート処理)を行うことでさらにその耐食性を
強化することができます。
不動態化処理(パシペート処理)の効果的な理由は、表面に生成
されるクロム酸化皮膜が腐食因子(酸素、水分、塩など)との反応を
防ぐことです。
これにより、錆びにくくなり、特に海洋環境や湿度の高い場所での
使用にも耐えられます。
したがって、ステンレス鋼の寿命を延ばし、長期間にわたる錆び
防止に不動態化処理(パシペート処理)は非常に有効な手段です。
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