メッキ専門用語

亜鉛合金

亜鉛合金とは、亜鉛を主成分とする合金の総称。
亜鉛は、融点が低く、耐食性に優れ、加工性に優れるという
性質がある。

これらの性質から、亜鉛合金は、さまざまな用途で用いられている。

亜鉛合金の代表的な種類としては、以下のようなものが挙げられる。

ダイカスト用ザマック:亜鉛を主成分とし、アルミニウム、銅、
  マグネシウムなどの元素を添加した合金。
  高精度で複雑な形状の製品を大量生産するのに適している。

  ダイキャスト用亜鉛:亜鉛を主成分とした合金です。ダイカスト 
  ザマックよりも強度や耐食性が低いが、コストが安いため、量産品
  などに用いられる。

  トタン:亜鉛と鉄を溶接して作られた鋼板。耐食性に優れており、
  屋根や外壁などの建材として用いられる。

  メッキ:鉄や銅などの金属に亜鉛をめっきしたもの。耐食性に
  優れており、自動車のボディや家電製品などの部品に用いられる。

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