メッキ専門用語
アルマイト加工(処理)によって形成される微細な孔(穴)の
ことを指す。
アルマイト加工(処理)では、アルミニウム製品を電解液中で
電気を流すことで、酸化被膜を形成する。
このとき、酸化被膜の内部には、数十ナノメートル程度の微細な
孔(ポア)が形成される。
アルマイト加工(処理)のポアには、以下の2つの役割がある。
染色:アルマイト加工(処理)後にポアの中に染料を浸透させる
ことで、着色アルマイトと呼ばれる、さまざまな色調の
アルミニウム製品を製造することができる。
薬液の含浸:ポアの中に薬液を浸透させることで、アルミニウム製品の
防錆や防汚などの機能を向上させることができる。
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