メッキ専門用語

3010 バフ研磨法

バフ周囲又は表面に種々の研磨剤などを付けて研磨する方法。
参考:研磨の過程や工程によって、素地研磨、仕上げ研磨
などに分けられる。

buffing

引用元:JIS 金属表面処理 2023

バフ研磨法は、金属、プラスチック、木材などの素材表面を研磨・仕上げる
加工方法の一つ。
研磨剤を塗布した柔らかい円盤状の「バフ」と呼ばれるものを使用し、ワークを
バフに押し当てながら回転させることで、表面の凹凸を滑らかにし、光沢を出す。

バフ研磨法の特徴
・様々な素材に適用可能: 金属、プラスチック、木材、ガラスなど、幅広い素材
に適用することができる。
・複雑な形状にも対応可能: 曲面や凹凸のある形状のワークにも研磨することが
できる。
・比較的安価: 研磨装置やバフなどのコストが比較的安価。
・簡単な操作: 研磨作業自体は比較的簡単で、特別な技術を必要としない。

バフの種類
・布バフ: 綿や麻などの繊維で作られたバフ。柔軟性が高く、曲面などの複雑な
形状の研磨に適している。
・フェルトバフ: 羊毛や化学繊維で作られたバフ。布バフよりも硬く、鏡面仕上げ
などの精密な研磨に適している。
・革バフ: 牛革や豚革で作られたバフ。熱に強く、金属の研磨に適している。
・合成バフ: ポリウレタンやナイロンなどの合成繊維で作られたバフ。耐摩耗性に
優れ、長寿命。

バフ研磨法の注意点
・研磨剤の選択: ワークの種類や目的に合った研磨剤を選択する必要がある。
・研磨圧力の調整: 研磨圧力が強すぎると、ワークが傷つく可能性がある。
・冷却: 研磨により発生する熱を適切に冷却する必要がある。
・安全対策: 研磨作業中は、ゴーグルやマスクなどの保護具を着用する必要がある。

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