メッキ専門用語

6043 ゆず肌仕上げ、オレンジピール仕上げ

表面に機械的又は化学処理によって、微細な凹凸を均一に
形成させたつや消し仕上げ。
参考:小さなくぼみのあるゆず肌のような仕上げとも表現する。

orange peel finish

引用元:JIS 金属表面処理 2023

ゆず肌仕上げとは、外壁塗装の仕上げ方法の一つで、果物のゆずの皮の
ような凹凸模様を付けた仕上げのこと。別名でオレンジピール仕上げ。

特徴
・外観: 平らな塗装面と比べて、立体感があり、高級感や重厚感を与える。
また、光沢を抑えることで、落ち着いた印象になる。
・機能性: 凹凸があることで、汚れが付着しにくくなり、メンテナンスが
容易になる。また、ひび割れなどのクラックを目立たなくする効果もある。
・施工: 他の仕上げ方法に比べて、難易度が高く、熟練した職人による施工が必要。

ゆず肌仕上げには、主に以下の3種類がある。
・ローラー仕上げ: ローラーを使って模様を付ける。
最も一般的で、比較的安価な方法。
・コテ仕上げ: コテを使って模様を付ける。ローラー仕上げよりも細かい模様を
付けることができ、より高級感のある仕上がりになる。
・吹き付け仕上げ: 専用の機械を使って塗料を吹き付け、模様を付ける。
ローラー仕上げやコテ仕上げよりも均一な仕上がりになる。

用途
ゆず肌仕上げは、主に住宅の外壁に用いられる。和風や洋風など、様々な建築様式に
合う。また、店舗や公共施設の外壁にも用いられることがある。

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