メッキ専門用語

6019 ブロンズ処理

銅及び銅合金又は銅及び黄銅(真鍮)めっきした金属の表面の
色を変えるために化学浸せきする処理。

bronzing

引用元:JIS 金属表面処理 2023

ブロンズ処理は、銅合金めっきの上に特殊な薬液で処理を施すことで、
アンティーク調のブロンズ色に仕上げる表面処理技術。

一般的には、真鍮(しんちゅう)や黄銅(おうどう)などの銅合金めっきの
上に施されるが、ステンレス鋼やアルミニウムなどの金属にも適用できる。

ブロンズ処理には、以下のようなメリットがある。
・アンティーク調の風合い: 深みのあるブロンズ色は、高級感や重厚感を
与え、アンティーク調の風合いを演出する。
・耐食性向上: 金属表面に酸化皮膜が形成され、耐食性が向上する。
・意匠性の向上: ブロンズ色は、様々な空間に調和し、意匠性を高めることが
できる。

ブロンズ処理は、主に以下の用途に使用されている。
・建築金物: ドアノブ、手すり、把手など
・家具: テーブル、椅子、照明器具など
・装飾品: アクセサリー、置物、額縁など
・楽器: トランペット、サクソフォンなど
・その他: 文房具、食器、仏具など

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