メッキ専門用語

318 グラインダバフ研磨

粗粒の研磨材を表面に保持した研磨輪を使用して行う研磨方法。

grinding,grinder-buffing

引用元:JIS 金属表面処理 2023

グラインダバフ研磨は、研磨剤を染み込ませたバフと呼ばれる
研磨布を用いて、ワークの表面を研磨する加工方法。
金属やプラスチックなどの様々な材料に適用することができ、
平滑で光沢のある表面に仕上げることができる。

グラインダバフ研磨の特徴は以下の通り。

・高い研磨能力: 研磨剤の種類や粒度を変えることで、粗研磨から
 鏡面仕上げまで幅広い研磨を行うことができる。
・複雑な形状のワークにも対応: バフが柔軟性に富んでいるため、
 曲面や凹凸のあるワークにも研磨することができる。
・比較的安価: 研磨機や工具が比較的安価で、導入コストを抑える
 ことができる。

グラインダバフ研磨の主な用途は以下の通り。

・金属部品の仕上げ研磨: 自動車部品、家電製品、OA機器などの
 金属部品の仕上げ研磨。
・プラスチック部品の光沢仕上げ: プラスチックケース、光学レンズ、
 化粧品容器などのプラスチック部品の光沢仕上げ。
・金型の研磨: プラスチック成形用金型やダイカスト金型の研磨。

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