メッキ専門用語

はんだ付け性

はんだ付け性とは、はんだが金属表面に濡れ、密着しやすく、
良好な接合部を形成する性質を指す。
はんだ付けにおいて、はんだ付け性が良いということは、
はんだが金属表面に均一に広がり、隙間なく接合できるという
ことである。

はんだ付け性は、以下の要素によって決まる。
・金属の種類: 金属の種類によって、はんだとの濡れやすさが
 異なる。
 例えば、銅や真鍮は比較的はんだ付け性が良く、鉄やステンレス
 鋼は比較的はんだ付け性が悪い傾向がある。
・表面状態: 金属表面の平滑性や酸化物の有無なども、はんだ付け性に
 影響を与える。表面が粗い場合や酸化物が多い場合は、はんだが濡れ
 にくくなる。
・はんだの種類: はんだの種類によっても、濡れやすさが異なる。
 一般的には、銀含有量が多いはんだの方が濡れやすいと言われている。
・フラックス: フラックスは、金属表面の酸化物を除去し、はんだの
 濡れ性を向上させる助剤。
 適切なフラックスを使用することで、はんだ付け性を大幅に向上させる
 ことができる。

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