P-in®処理

オリジナルメッキ技術であるP-in®処理は滑り、撥水性を有する部品に適しており、ピストンリング、バルブ、成形金型や摺動部品に多くメッキ加工処理をしています。

メッキ技術

P-in®処理・・・滑りと硬度の技術

三和メッキ工業株式会社のオリジナルメッキ加工技術であるP-in®処理は滑り、撥水性を有する部品に適しており、ピストンリング、バルブ、成形金型や摺動部品に多くメッキ加工処理の実績が多数あります。

無電解メッキで、PTFE(テフロン)が分散される皮膜で、硬度が、テフロン無電解ニッケルメッキよりも、Hv550~650程度と高硬度です。

無電解メッキ処理であるので、P-in処理も均一な皮膜を析出することが出来ます。部分的な、P-in処理もマスキング技術により可能となります。
RoHS指令にも抵触しません。バフ研磨仕上げ処理も可能です。

  • P-in®処理写真
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硬 度 Hv550~650
特 徴
  1. 撥水性に優れる。
  2. 離型性に優れる。
  3. 摺動性に優れる。
  4. 耐薬品性に優れる。
用 途
  1. ピストンリング、バルブ。
  2. 成形金型。
  3. 摺動部品。
  4. 滑り、撥水性を有する部品。

P-in®処理写真

付加価値提案

テフロン無電解ニッケル皮膜に弊社の独自技術の組み合わせで、このような付加価値を与える事ができます。

  • 面粗さを調整する事ができます。
  • 部分的にメッキ処理を施す事ができます。
  • 皮膜を硬くする事ができます。
  • 摩擦性を低下させる事ができます。
  • 撥水性を向上させる事ができます。
  • 離型性を向上させる事ができます。
  • 膜厚を測定する事ができます。
  • ROHS指令に抵触せずに処理する事ができます。

例:テフロン無電解ニッケルよりも撥水性を向上させたいなどの案件も、⇒弊社独自の技術で解決した実績があります。

※詳細につきましては、弊社までお問い合わせください。また、上記以外の付加価値を加えたい場合でも、ご提案できる可能性がありますのでお問い合わせください。

P-in®の皮膜特性
組 成 Ni 83~90wt%
P 7~9wt%
PTFE 30±3%vol.%
結晶構造 非晶質
密 度 6.6g/cm3
硬 度 Hv550~650

P-in®処理に関する技術レポート

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