メッキQ&A
考えられるとすれば、亜鉛メッキ後の有色クロメートには
自己犠牲という特性があるので傷等が発生してもそれを
修復するされた可能性もあります。
ニッケルメッキには、そのような特性がないということが
考えられます。
耐食性で考えた場合に、ニッケルメッキよりも有色クロメート
の方が優位であることも原因かもしれません。
基本的に以下の問題がニッケルメッキで発生していると思われ
ます。
1.隙間付近、隙間にニッケルメッキがついていない
2.隙間からニッケルメッキ液が染みだしている
また、有色クロメートとニッケルメッキと比較した場合、メッキ厚に
差異が生じていることは、ございませんでしょうか?
膜厚をご確認頂ければ幸いです。
解決策としましては、
無電解ニッケルメッキに変更されるのも一つの方法です。
隙間などの処理液が浸漬されている部分にはメッキがつきます。