メッキQ&A


膜厚計とは?

めっきで使用されている膜厚計の種類は、電解剥離式、
蛍光X線式、電磁式、渦電流式、β線放射式などがある。

電解剥離式は、膜厚計が安価で熟練を必要としないので
最も広く使用されているが、試料が破壊されてしまう
欠点がある。

蛍光X線式は、価格が高いが使用範囲が広く、めっき厚
の薄い貴金属めっきが非破壊で測定出来るので、貴金属
めっきに使用されることが多い。

電磁式は、簡便であるが素材が強磁性体で、めっきが
常磁性体などでないと測定出来ない。

薄板などの連続めっきでは、これらの膜厚計を応用した
連続測定が実施されている。

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