メッキQ&A
試料を指定された2種類以上の温度に、常温を介して
交互に維持し、素地とめっき皮膜の熱膨張率の差によって
めっきが剥がれないかどうかを見て、めっきの密着性を
調べる試験をいう。
アメリカではプラスチック上のニッケルークロムめっき
の密着性試験法として採用されている。
例えば常温(1時間)→高温(1時間)→常温(20±3℃
1時間)→定温(1時間)→常温というヒートサイクルを
数回繰り返して、冷却後に、目視または拡大鏡で、ふくれ、
剥がれの有無を調べる。
ASTM B 553参照。
熱サイクル試験ともいう。