メッキQ&A
めっきの付着量を質量計測によって測定する方法で
JIS 8601「めっき厚さ試験方法」では次のように区分
している。
①めっき破壊質量法(めっき試料を秤量し、めっき
剥離後秤量してその差からめっき付着量を計算する。
付着量はmg/d㎡で表す)
②めっき破壊分析法(めっき使用のめっき皮膜のみを
完全に溶解し、溶液中の金属濃度を定量分析してめっき
の質量を求め、付着量を算出する。)
③素地破壊法(面積既知のめっき試料の素地を溶解し、
残っためっきの質量を秤量し、付着量を算出する)
④非破壊法(面積既知のめっき試料を秤量し、めっき
後再び秤量し、両者の値の差から付着量を算出する)。
以上の秤量に使用する化学はかりは、秤量範囲200g
以内、精度は±0.001g以内のものを用いる。