メッキQ&A
二層ニッケルめっき、三層ニッケルめっきにおいて
下地ニッケルめっきとして用いられています。
半光沢ニッケルめっきに求めれる条件は、めっき皮膜中の
硫黄を出来るだけ少なくすること(一般に0.003%程度)
めっき皮膜の内部応力が小さいこと、外観が半光沢で、
平滑化作用(レベリング)があることなどです。
めっき浴はワット浴を基本としますが、光沢ニッケル浴
よりも塩化ニッケルの濃度を低くして用います。
濃度が高いと高電流密度部分が無光沢になり、めっき皮膜の
内部応力が高くなります。