メッキQ&A
下記にて文献からの抜粋を記載いたします。
ニッケルメッキで補助極を使用するとpHが下がりやすく
なる。そのため、ピットが生成する。
pH3.8以下になるとピットが生成しやすくなる。
その対策として、pHを上昇させるために、炭酸ニッケル
を加えると炭酸ニッケルが溶解しにくいので、メッキ
浴中に粒子が浮遊してザラが生じやすくなる。
ニッケルメッキ浴をオーバーフローさせ、別槽でpH
調整をして、本槽に戻すようにするとよい。
なお、補助極を使用すると、微量の塩素ガスが生じて、
アノードバッグが傷みやすくなるので、早めに交換する
必要がある。
ニッケルメッキのページはこちらから
お問合せのページはこちらから