メッキQ&A


硬質クロムメッキのクラックとは?

クラックとは、メッキ皮膜の表面に生じる無秩序で
無方向の割れを指します。

クラックは、200℃で一旦成長すると思われますが
それ以降は成長しないと考えれてます。

クラックを小さくする方法としてマイクロクラック方式が
あります。しかし完全に無くする事は難しいです。

弊社の場合、梨地処理後に硬質クロムメッキを行う方法で、
クラックレスを実現させて事例はございます。

また、硬質クロムメッキの膜厚を30~50μm以上まで処理すると
素地までのクラックを防ぐことが出来ます。

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