メッキQ&A
陽極酸化処理により、アルミニウムの表面に活性な酸素
が発生し、これとアルミニウムが反応して酸化アルミニウム
となり、次第に成長していくアルミニウム専用の処理です。
よって素材は、アルミニウムでなければ処理が出来ません。
アルマイトは、理化学研究所の登録商標であり、アルミニウムの
陽極酸化皮膜、または、その皮膜の施された製品の通称です。
アルミニウム製品を陽極にして、硫酸、しゅう酸、クロム酸などの
浴中で電解すると、陽極に発生する酸素のためにアルミニウムの表面に
多孔質であるが電気絶縁性が高く耐食性、耐摩耗性の酸化膜が生じます。
皮膜は多孔質、繊維状であるので染色が出来ます。
アルミサッシなどの建材、カメラなどの光学機器、水筒、
ヤカンなどアルミニウム製品に広く利用されています。